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エンドツーエンド暗号化(E2EE)は、ノートの所有者のみが読むことができるシステム。
通信事業者、DropBox、OneDriveのようなストレージ事業者からデータにアクセスできないようにし、データを守る仕組み。
このシステムは、通信または保存されているデータを第三者が解読できないため、監視または改ざんの試みを防ぐことができる。
データは絶えず暗号化および復号化される為、E2EEを使用するにはわずかに遅くなる。
2013年製のMacbook pro13インチ、GPD Pocket 2、iPhone7、Essential Phone(Android)で使用しているが、暗号化復号化にかかる時間は特に気にならない程度。
エンドツーエンド暗号化(E2EE)を有効にする
同期するすべてのアプリケーションでE2EEを手動で有効にする必要がある。
初期データをより速く暗号化するために、モバイルアプリよりもデスクトップアプリで最初に有効化した方が良い。
- 最初のデバイス(デスクトップアプリ)で、「暗号化のオプション」を開き、[暗号化を有効にする]をクリック。
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パスワードを入力。
これは、すべてのメモを暗号化するために使用されるマスターキーパスワード。
パスワードを紛失すると元に戻せなくなるため、忘れないようにする。 - ここですべてのノートを同期する。
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この同期操作が完了するまで待つ。 すべてのデータを同期ターゲットに再送信(暗号化)する必要があるため、特にメモやリソースが多い場合は時間がかかる場合がある。
同期が停止しているように見えてもキャンセルせずに同期を続ける。 -
最初の同期操作が完了したら、同期する次のデバイスを開く。
[同期]をクリックして、同期操作が完了するまで待ち、先ほど設定したマスターキーのパスワードを入力する。
すべてのデバイスがE2EE対応で同期されると、暗号化/復号化は自動的に行われる。
暗号化されたアイテムが表示される場合があるが、自動的に復号化される。
技術仕様
End-To-End Encryption | Joplin
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