Joplinを使用するデバイスを追加するときは
- 暗号化キーを設定する前に、必ず同期させる。
- 暗号化されたノートが同期されたら、各デバイス共通のマスターキーを設定して復号化する。
暗号化に使用するマスターキーが複数出来てしまった場合
私は主にMacでJoplinを使用していて、iPhone,Windowsでも同期するようにしていました。
iPadでも使えるようにとiPadにJoplinをインストールした時に、同期させる前に暗号化で使用するマスターキーを設定してしまい、これまで使用していたマスターキーとは別のキーが新たに作られてしまいました。
複数のマスターキーが設定されても使用するマスターキーは一つだけなので、特に困ることはないのですが、余計なマスターキーを削除する事が出来ない為すっきりしない。
不要なマスターキー削除する方法
- データベース(SQLite)を直接開いて、マスターキーを削除する。
- インストールし直す。
のどちらか。
単純にSQLiteからマスターキーを削除して問題がないのか確認するのも手間だったので、再インストールすることにしました。
再インストールで行った手順
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OneDriveからJoplinのデータを削除
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MacのTime Machineで複数のマスターキーができる前のデータに戻す(同期は無効にしておく)。
過去に戻すフォルダはここ
~/.config/joplin-desktop
(この時点で、OneDriveと同期するだけいいのかと思ったら、同期されなかった)
ちなみに、Macの隠しフォルダを表示するには
[command] + [shift] + [.(ドット)]
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データをエクスポートしてバックアップをとる。
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Mac, Windows10, iPhone, iPadで使用していたJoplinをアンインストール。
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Mac, windowsの場合、完全に消すためにJoplinのデータフォルダも削除する
~/.config/joplin-desktop
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MacにJpolinをインストール、エクスポートしておいたファイルをインポートする。
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暗号化のマスターキーを設定する
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OneDriveと同期
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他のデバイスにJoplinをインストール、同期した後にマスターキーを入力する。